正式国名モンゴル国(Mongolia;Монгол)
    首都ウランバートル
    面積156万6500㎢(日本の約4倍)
    人口3,238,479人(2018年)
    公用語モンゴル語

    モンゴルは、東西に2,392km、南北に1,259kmの国土 を持ち、日本の約4倍の大きさがある。北はロシア、南は 中国に接している。中央部から東部にかけて草原が多く 南部や西部は砂漠地帯、北部は森林地帯になっている。 西部にはモンゴルアルタイ山脈が伸びており、 3,000m、4,000m級の山々が聳える。海には接していな いが、山•湖•川•大草原と自然豊かな国である。

    気候

    陸性気候で、乾燥している。夏は30度を越える日も 多い。しかし、突然寒くなり雪が降ることも珍しくない。 夏季の日没は遅く、22時頃まで明るしヽ。冬は氷点下20 度〜30度になることもあるので、防寒具は必須。乾燥しているため静電気はすごい。10月から急激に寒くなリ、 翌年4月頃まで寒さは続く。年間を通じ降水量は少ない。

    言語と民族

    公用語はモンゴル語。表記はキリル文字(ロシアアルファべッ卜)を使用している。西部/《ヤンウルギ一のカザ フ族はカザフ語を使用している。
    民族は、90%がハルハ族で、カザフ族、プリヤード族 など40を超える少数民族から構成されている。

    時差

    日本との時差はウランバー卜ルでマイナス1時間。西部3県(バヤンウルギ一•ホブド•才ブス)のみ、ウランバ -卜ルよりさらにマイナス1時間の時差がある。

    文化

    遊牧民族の特徴として、若くて強い者が重んじられます。環境の厳しい草原では、強い者が権力を握って指導力を発揮し、弱い者は従うことで共同体を維持してきたからです。

    大草原で暮らす遊牧民たちが作る家はゲルと呼ばれています。

    木・フェルト・布でできた移動式テントで生活しています。組み立て、解体、運搬、修理が簡単にでき、雨風も防ぐことができます。モンゴルの厳しい自然に負けない、非常に機能的な住居です。冬は寒く、-30℃を下回ることもあるので、このゲルの中ではストーブを焚いて寒さをしのぎます。

    伝統的な民族衣装は「デール」といいます。木綿や絹でつくられており、冬には毛皮などをプラスして、寒さを防ぎます。若者を中心にカジュアルな服装が一般的になった現代でも、デールは正装として多く着られています。

    経済と産業

    地下資源が豊富で鉱物産業が盛んで、羊や山羊など の牧畜業が続く。輸出は鉱物資源やカシミア製品などが多くを占める。商品のほとんどが輸入品で占められ、中 国やロシア、韓国、日本などの製品が目につく。 モンゴルも世界不況の影響をもろに受けており、不動 産や株価は低迷している。国際通貨基金(IMF)や日本を 含めたドナー国の支援を受けている。農 産物も中国からの輸入に頼ってきたが、最近では広 大な土地を利用して国内生産を始める企業も増加し、農 業も大きな産業になりつつある。1206年、モンゴル高原にいた複数の部族を統一し、ハ ーンとなったチンギス•ハーンがモンゴル帝国を建国。 ヨーロッパにまで広がる大モンゴル帝国を築き上げた。しかし、その後モンゴル帝国が衰退し、16世紀頃から は清朝の支配下となった。1911年12月1日に、モンゴル人民は200年以上に及ぶ 清朝支配からの独立を宣言し、全権君主制国家を樹立。 しかし、中国と帝政ロシアは2国間で密約を結び、 1915年5月のキャフタ会議でモンゴルを中国宗主権下 の自治国と宣し、1919年、中国軍閥は外モンゴルの自治 を撤廃しモンゴルを占拠した。
     1921年3月には封建主義と植民地主義に対する革命運動が高まり、モンゴル臨時人民政府と人民軍が創設さ れた。スフバー卜ルの指揮していたモンゴル革命軍は、 臨時政府の要請で到着したソビエトの赤軍と合流。モン ゴルを占拠していた中国軍閥とソビエト白軍を一掃し、 1921年7月11日、人民政府の樹立を宣言した。その後はソ連の社会主義時代を経て、1992年、東欧で 起こった社会主義の崩壊に伴い、資本主義政策に転換し モンゴル国へと変わリ、今日に至っている。

    通貨と両替

    モンゴルの通貨はトウグルグ(Tg)2020年3月現在のレ一卜は、1円=25 .OTgです。1USDは2760Tgになります。
    1Tg、5Tg、10Tg、20Tg、50Tg、100Tg、500Tg、 1000Tg、5000Tg、10000Tg、20000Tg の11種類の紙幣 が流通している(硬貨は流通していない)。

    日本円からの両替は、空港やホテル、銀行、市内の両替所で出来る。ホテルではいつでも両替できるが銀行や両 替所のほうがレ一卜は格段に良い。両替所はフラワー センター周辺とTEDYセンタ一周辺に多く集まっている。
    両替可能な通貨は、日本円をはじめ米ドル、ユーロ、 ウォン、中国元、ル一ブルなど多い。余ったトウグルグも 両替所では自由に両替すことができる。国内では、基本的にトウグルグを使用するが、ホテルやお土産店、ゲルキャンプなどではドル払いが可能な ところも多い。地方に行く際は、両替する場所が少なぐ ウランバー卜ルを離れて旅行する場合は事前に卜ウグ ルグやドルに両替することをお勧めする。モンゴルトゥグリクは帰国後再両替はできませんので、現地での両替の際は多く両替をしすぎない様にご注意下さい。

    銀行・ATM

    銀行窓口で両替することも、ATM から現金を引き出すこともできる。VISAやMASTER、CIRRUSやPLUSなどのサ 一ビスが利用できる。日本でお使いの上記力一ドであればATMで簡単に現地通貨で引き出すことができる。ATM機は、卜レ一ド&デベロップメン卜銀行(TDB)や ゴロムト銀行が充実しており、各銀行の支店や市内のホ テル、デパート、スーパーマーケットなどに設置されている。引き出し後にスリにあう事件も発生しており現金の 取リ扱いには注意が必要。

    交通(タクシー)

    市内の移動には、タクシーが便利。メータ一を付けたタクシーと、白タクの2つに分けられる。
    メータータクシーも安全な場合があるが、外国人とみると異常な速度でメーターを回し、法外な料金を請求されるケースがある。このことは白タクにも言えることで、こうした場合は文句を言わずに請求金額を支払うのが 懸命と思われる。白タクは、道路脇で手を上げていればつかまえることができる。一般の普通乗用車が多い。料金メーターはなぐ走行メーターで距離を確認し料金を計算している。
    2019年11月現在のタクシー料金は、1kmあたり1000卜 ゥグルグ(約43円)〜1500トゥグルグ(約63円)。最近はガ ソリン代が安定しないので、一概にこの値段が正しいと は限らない。乗る前に確認するのがポイン卜。なお、良心的な運転手もいるが、外国人を騙してお金を取ろうとする事件も多く、1人での乗車はなるべく避け たほうが良いだろう。乗車している途中に、運転手の知 人が乗り込んできたリ、どこかで待ち合わせして複数で暴行を加えたりといった話も聞かれる。また、タクシ一の 中での忘れ物はけして戻ることがないので要注意。

    交通(バス)

    バスは最も安い交通手段で、大型バスとマイクロバスと呼ばれる14人乗りの小型ゾくスがある。バスのネッ卜ワークは各地方都市、村々を結んでいる。
    市内の料金は大型バスで500トゥグルグほど。マイク ロバスは500〜1500トゥグルグと路線により異なってい る。マイクロバスは市内至るとことに路線を持っている。大型バスでは乗車すると係りが集金に来るので、料金を支払えば切符をくれる。マイクロバスでは切符はな く、乗車時に現金で料金を支払う。
    下車はバス停で必ず停車するので、行き先の場所が きたら、開いたドアから下車する。バス車内は混雑していることが多く、集団スリによる 被害が多発している。また、バスの利用はよほど地元の地理に詳しくない限り、外国人は避けたほうが懸命。

    電話・インターネット

    ●モンゴル→モンゴルへの電話のかけ方

    市内へかける場合は、市外局番は不要です。例:相手先の電話番号 1234-5678

    市外へかける場合は、市外局番からダイヤルします。例:11(市外局番、頭の0ぬき)-1234-5678

    ●モンゴル→日本への国際電話のかけ方

    00(国際電話識別番号)+81(日本の国番号)+電話番号8(市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号。3または90)+相手先の電話番号となります。

    例:03-7777-7777にかける場合、00-81-3-7777-7777となります。

    ●日本→モンゴルへの国際電話のかけ方

    (国際電話会社の識別番号) 001(KDDI)、0033(NTTコミュニケーションズ)、0061(ソフトバンクテレコム)、005345(au携帯)、009130(NTTドコモ携帯)、0046(ソフトバンク携帯)

    010(国際電話認識番号)+976(モンゴルの国番号)+11(市外局番の0を除く)相手先の電話番号となります。

    ※「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要です。

    ※auは010不要です。

    ※NTTドコモは事前登録が必要です。009130をダイヤルしなくてもかけられます。

    ※ソフトバンクは0046をダイヤルしなくてもかけられます。

    ●データローミングについて

    「スマホやタブレットなどで使っている電波(docomo、au、ソフトバンクなどの各キャリア)が届かない場所へ行った際に、各キャリアが提携している現地の携帯会社の電波受信を可能にして通信できるようにする機能」データローミング機能をオンにしておけば日常使っているスマホが課外でも通信が可能となりネット接続が出来ます。ただし初期設定のまま海外へと持って行って使用すると普段よりも通信費が高額になってしまうことがあるので注意が必要です。海外でのスマホ利用で失敗しないためには、渡航前に設定をしっかり確認しておくことが大事です。とにかく高額請求を避けたいという人はデータローミング機能をオフにしておくのが無難です、andoroidであれば「設定」→「無線とネットワーク」、iphoneなら「設定」→「モバイルデータ通信」と進んでいけばローミングの設定が出てくるので、タップしてオフにしましょう。

    海外でもスマホやタブレットを心置きなく使うためには、各キャリアが用意している海外用のパケット定額プランや、カフェやレストランや宿泊するホテルの無料Wi-Fiを使用すると安心です。

    電圧と電源

    モンゴルの電気は220V、50Hz。日本の100Vの電化製 品を使う場合は、必ず変圧器を利用すること。プラグの形状は、丸い2穴が主流。プラグを自由に変えられるものを持っていれば問題ない。

    飲料水

    ホテルなどで水道水を飲む場合は、一度沸騰させる ほうが良い。市内のスーパーやコンビニ(デルグール) でミネラルウオーターを購入するのがベス卜。数種類あり、500mlで800トウグルグ前後で売られている。

    トイレ

    市内ホテル、ツーリストキャンプ地では水洗トイレが主流ですが紙も備え付けてありますが草原を移動時やトイレに紙がない場合も考えてウェットティッシュやポケットティッシュは持っていきましょう。

    伝統の食文化

    モンゴル料理は「赤い食べ物」と呼ばれる肉料理と「白い食べ物」と呼ばれる乳製品があります。

    主食は主に肉料理が中心になります。肉は羊肉が多く、茹でる(煮る)料理と、蒸す料理が中心です。生ではほとんど食べません。また、香辛料をほとんど使わないのがモンゴル料理の特徴です。

    白い食べ物とは乳製品を使った料理になります。モンゴルでは牛だけでなく、羊や馬など様々な動物から搾乳を行い、加工して主食としています。ヨー グル卜を初めとする、牛乳やチーズなど新鮮なものがたくさんあります。

    またモンゴルの伝統的な飲み物にはスーテツアイと呼ば れるモンゴルの伝統的なミルクティーがあります。ミルクをベースに岩塩で味付けをした飲み物です。モンゴルへ行った際は是非ご賞味ください。

    お酒

    モンゴルで一番飲まれるのは、やはりアリヒ(モンゴルウォッカ)。商談やお祝い事など大勢が集まった場合、 必ずといっていいほど、このアリ匕を飲む。モンゴルのウォッカは、アルコール度数40%前後。ストレー卜で一気 に飲むスタイルなので、酔いつぶれないように。
    安いものは8,000トウグルグから高いものは150,000卜ウグルグを越えるものまである。
    夏季には馬乳 酒も、好まれてよく飲まれる。ビールと同じようにのど越しで味わう。遊牧民のゲルで飲む馬乳酒は新鮮で、味も格別である。
    ビールもよく飲まれている。銘柄 チンギスビールは国を代表する地ビール。口当たりが良く、軽くて飲みやすいため、お土産に買って帰る人も多い。夏の夕方には店外テラスで生ビールを楽しむビヤガーデンが街の随所に見られ夏の風物となっている。
    最近人気なのがワイン。種類も豊富でスーパーマーケ ッ卜に行けば、美味しくて安いものが手に入る。

    お土産

    土産を買う場合は、ノミンデパート、スカイシヨッピングセンタ一などの大きなデパートがお勧めだ。どちら もお土産専門のコーナ一があり、買い物するのに便利 だ。またお土産専門店が多く立ち並んでいるノミンデパ —ト近くの平和通り沿いもお勧め。お土産の種類としては、フェルト製品、カシミア製品、 民族工芸品やォリジナルTシャツ、民族衣装のデ一ル、 そして革製品といったものが主流である。荷物になるが モリンホ一ル(馬頭琴)も人気のひとつ。カシミア製品では、ゴビカシミアやアルタイカシミア が有名。どちらも市内に工場を持ち、直販を行っている。 高品質なカシミアを手頃な値段で買うことができるのは魅力的だ。キャメルウール製品も年配者には喜ばれ るお土産だ。フェルト製品なら、ツァガ-ンアルトがお勧め。
    ノミン デパート近くにあり、オシャレな店舗が購買欲をそそる。 商品の質も高く、お土産として喜んでもらえるものが多く取り揃えられている。時間のある方にはォーダ一メイド製品もお勧めだ。 革のジャケットや靴、デ一ルなど自分好みのォリジナル 製品を3日〜5日くらいで作ることができる。食品にも人気のあるお土産がある。乳製品から作る乾燥チーズ「デスラグ」、「アーロ一ル」や、松の実、スモ一クチ一ズ、岩塩、チャガ茶、馬乳酒、モンゴルウォッカ。馬頭琴の奏でるモンゴル音楽も人気があり、CDはお 土産店やレコ一ドショップ「HiFi」店で購入できる。

    安全対策

    海外旅行をツアーで行くと、地域によりますが、「スリ」について厳重に注意されます。特に多いと言われる被害は…
    ・バックをカッターで切られていつの間にか中身が無い
    ・地面においていたバックを置き引き
    ・隙を見てサイフを盗る
    ・混み合った電車の中でスリ。
    スリ、置き引きの一番の対策は、そういった軽犯罪が多発しているような危険な場所に行かないことです。そして常に持っている荷物からは注意をそらさないことです。この様な被害を受けた時のために保険に加入しておきましょう。

    海外旅行保険に加入する

    海外での病気やケガ、損害賠償や盗難被害まで、海外で起こるさまざまなトラブルを幅広く金銭的にサポートしてくれるのが、海外旅行保険。海外では医療費も損害賠償も桁違いになることも珍しくありませんから、もし何らかのトラブルがあった場合自分の手持ちのお金で乗り切るのは困難です。保険証書のコピーを持ち歩き、証書とは別の場所に保管しておきましょう。